第3の治療、再生医療とは
変形性膝関節症はこれまで鎮痛剤の内服やヒアルロン酸の関節内注射、リハビリなどの保存的治療や手術治療が一般的でした。
保存的治療と手術治療の間に位置し、“第3の治療”と呼ばれる再生医療が近年進歩しています。
再生医療とは、生きた細胞を患者さんの体外へ取り出し、人工的に加工して患者さんの体内に移植することで、損傷した臓器や組織の再生を助け、機能を回復させる治療法です。
変形性膝関節症にもこの再生医療が応用され、厚生労働省から認可された医療機関でのみ提供されています。当院では、標準治療に加えてこの“第3の治療”に着目し、変形性膝関節症の患者さんに提供できるさまざまな治療の中の新たな選択肢の一つとしていち早く取り入れて実践しています。
当院で可能な治療
再生医療がおすすめの方
変形性膝関節症に対する再生医療は、
以下のような方です
- 保存的治療では効果が得られず、手術を受けるのは抵抗がある方
- 手術を受けるまでの時間を伸ばしたい方
- さまざまなご事情や健康状態から手術を受けることのできない方
- 一度の注射で効果を持続させたい方