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- 管理者・院長挨拶
当院は、地域包括ケアシステムの中核を担う2次医療機関としての責任を自覚し、地域の医療ニーズに迅速かつ的確に対応し、他の医療機関との円滑な連携を通して、地域の皆様が安心して暮らせる医療環境の構築を目指してまいります。
また、病院も地域社会の構成員の一員として、時には医療の枠組みを超えて地域と共に豊かなソーシャルキャピタルの醸成に努めてまいります。職員、患者と地域が一体となって創り上げる医療機関でありたいと考えています。
我々が掲げる理念の実現に向けて職員一同、全力で取り組んでまいります。
一方で、日本が直面する社会保障費の増大や生産年齢人口の減少という社会課題を乗り越え、今後も持続可能な地域医療体制を構築していくためには、抜本的な改革まったなしの状況です。当院は、一般社団法人 地域医療未来創造ネットワーク(NRHA/ナーハ)に加盟し、次世代に持続可能な地域医療を引き継いでいくために、地域住民の皆様、医療機関、行政機関等と連携し、今後も医療のあるべき姿を追い求めて奮闘してまいります。
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医療法人 桂名会 専務理事
重工大須病院 事業管理者梅村 将成
うめむら まさなり
当院は2024年1月1日に、熱田区にあった100床の重工記念病院が名古屋市中区に位置していた150床の大須病院と統合し、250床の重工大須病院として新たなスタートを切りました。現在、医療業界は少子高齢化の進展、医療従事者の不足、医療費の増加といった多くの課題に直面しています。さらに、日々進化する医療技術やデジタル化への対応も求められています。当院は「医療の質を極め、地域と共に成長する。」という理念のもとこれらの課題に立ち向かうため、経営基盤の強化と効率的かつ質の高い医療サービスの提供に注力してまいります。当院の立地と規模を活かして近隣の医療や介護施設と密に連携を取りながら、急性期からサブアキュート、ポストアキュート、そして在宅医療へとつなげる役割を果たし、名古屋地区の地域医療を支えてまいります。地域の救急医療の中核として、24時間対応の救急体制を確立し、急患の受け入れや災害時の医療対応を担います。総合病院として皆様の多様な医療ニーズにお応えし、緊急性の高い疾患や複雑な病状に対応いたします。東海地区の膝と肩の関節疾患やスポーツに対する医療を牽引してきた整形外科の専門性をさらに充実させ、手・肘関節、足・足関節、股関節、脊椎、再生医療に関しても、エビデンスに基づいたより高度な医療を提供いたします。また企業立病院としてのルーツを活かし、人間ドックや健診事業を充実させ、地域住民や会社従業員の皆様の予防医療や健康づくりにも力を入れていきます。患者さんや地域の皆様にとって、病院は治療の場だけでなく健康の維持と増進のためのパートナーでもあるべきです。当院では、健康フェスティバルや専門医による公開講座などを定期的に開催し、地域に開かれた病院を目指します。
患者さん、職員、地域の皆様に信頼され、愛される、地域にとって欠かせないブランドとして、重工大須病院は皆様と共に成長してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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重工大須病院 院長
黒河内 和俊
くろこうち かずとし