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膝関節の関節鏡

当院で行う主な膝関節鏡疾患

膝靱帯損傷

靱帯は関節を安定させる丈夫な繊維の束です。膝崩れなどをおこす前十字靭帯(ACL)損傷の他に、後十字靭帯(PCL)損傷や内側側副靱帯(MCL)損傷、2本以上の靱帯が損傷する複合靱帯損傷などに対し、靱帯再建術を数多く行っています。

半月板損傷

半月板は将来的に大事な膝のクッションなので、できる限り温存する治療(半月板縫合術など)を行っています。

  • 半月板断裂部の写真 半月板断裂部
  • 半月板断裂部の写真 半月板縫合術後

膝蓋骨脱臼

何度も膝蓋骨(膝の皿)が外れる症状には、膝蓋骨が外れないように安定させる内側膝蓋大腿靱帯(MPFL)再建術や脛骨結節移行術などと呼ばれる手術を行います。

軟骨障害

膝の軟骨がはがれた症状には、はがれてしまった軟骨のかけら(遊離軟骨)を元の位置に戻して着けたり、他の健常な部位の軟骨を移植する手術を行います。関節の中で動き回る遊離軟骨は関節ネズミともよばれ、これを取り除く手術も行います。

こんな方はご相談ください

  • スポーツ中に膝をひねることで起きる前十字靱帯や後十字靭帯の損傷
  • 半月板や軟骨の損傷
  • お皿の骨が外れてしまう膝蓋骨脱臼
  • 膝の引っかかり感を引き起こす関節内遊離体(関節ネズミ)
  • 滑膜炎と呼ばれる膝の腫れ
  • 関節が固くなり、膝の曲げ伸ばしが不自由
  • 膝関節内の靱帯がついている部分の骨折など