外来で行う変形性膝関節症に対する
注射治療
再生医療とヒアルロン酸の比較
それぞれの特徴を掲載しました。
治療方法をもっと詳しくお知りになりたい方やご不明な点がある場合は整形外来までご相談ください。
種類 | 再生医療 | 従来からの 治療法 |
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ASC療法 | PRP/APS 療法 |
PFC-FD療法 | 滑膜幹細胞 | ヒアルロン酸 | |
内容 | 自己幹細胞 | 自己血液製剤 | 自己血液培養 | 自己幹細胞 | 合成ヒアルロン酸 |
治療概要 | 腹部または大腿部から脂肪を採取、分離した幹細胞を増殖させた後関節に注射 | 自己血から抽出したPRPから有用なたんぱく質を精製し関節に注射 | 自己血から抽出した脂肪細胞を培養し、痛みのある部分に注射 | 膝から滑膜を採取、幹細胞を培養させた後、関節に注射 | 合成したヒアルロン酸を関節に注射 |
組織再生 | ○ | △ | △ | ○ | × |
作用 | 炎症や痛みの抑制 軟骨の再生 |
炎症や痛みの抑制 | 炎症や痛みの抑制 | 炎症や痛みの抑制 軟骨の再生 |
関節の潤滑 |
頻度 | 基本的には1回 | 基本的には1回 | 基本的には1回 | 基本的には1回 | 週1回を5回 以後必要に応じて継続 |
副作用 | 注射後の副反応や痛みはほぼ認められない | 一時的な痛みや腫れが出現する場合がある | 一時的な痛みや腫れが出現する場合がある | 一時的な痛みや腫れが出現する場合がある | 注射後の副反応や痛みはほぼ認められない |
一部位あたりの 治療費 |
132万円から | PRP11万円 APS33万円 |
22万円 | 198万9800円 | 保険適応 |